ディープな京都

祇園祭で賑わう京都へ出張。。四条通りは華やかに彩られ、人通りも多く賑わってましたよ。

今回は、いつもと違うディープな京都を体験してきました。。

行ったところは、日本最古の廓、京都島原。この島原で唯一お茶屋さんとして営業を続けているのが、今回おじゃました輪違屋さん。。一見さんお断りです。。

お茶屋さんとは、芸妓さんを呼んでお客様に飲食させるお店のこと。

創業はなんと元禄元年（1688）、現在建物は京都の登録文化財に指定されています。

一歩足を踏み入れると、本当に時間が止まっているように感じました。

鹿鳴館時代のダンスフロアを通り、2階へ上る13階段。天井には球体のギヤマンがつるされています。

背後からの暗殺を防ぐための物だそうです。新撰組、近藤勇らも上った階段。。ゾクゾクしますね。

150年前のうちかけ。

近藤勇直の書が飾られています。部屋のあちこちに、さりげなく置いているものは、どれも美術館にあってもおかしくないものばかり。

このお座敷で、現在もろうそくを灯し、そのゆれる明かりの中、太夫の舞いを見ることが出来ます。

太夫と花魁は異なります。

島原では太夫。吉原では花魁と呼び、吉原が島原をまねた形になるそうです。

太夫は、あらゆる芸を極め、教養が高く、容姿抜群と言うすべてにおいて最上位の芸女。

当時の位は、正五位であり（当時の10万石の大名と同じ位）殿上にあがり、天皇に謁見できる身分だというので驚きました(゜ρ゜)

現代に、こんな場所がまだ残っていることに感動し、見たことの無い京都に触れました。

着物を通じて、京都の文化を守っていくお手伝いをしていかなければと強く思いました。

皆さん、大切な日本文化を守る為、着物を着て京都を盛り上げましょう！！

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