成人式のネイルはどうする?しなくても大丈夫?
成人式のネイルはどうする?しなくても大丈夫?
振袖やヘアメイクの予約を済ませて、成人式の準備を万端にしたものの、ネイルについて忘れていたということが実はありがちです。
成人式を迎えるにあたってネイルは必ずしもしなくてはならないものではありません。しかし、せっかく一生に一度のハレの日、ネイルまでしっかり飾りたいと考えるのがおしゃれ女子ですよね。
そこで本記事では、成人式におすすめのネイルやマナーなどについてご紹介します。成人式をとびきり素敵な思い出にするために、ぜひ参考にしてください。
成人式にネイルはしなくても大丈夫
成人式へ参加する際、必ずしもネイルをする必要はありません。なぜなら、ネイルを強制するルールや風習はないからです。
とはいえ、人生で一度きりの成人式であり、振袖を着るせっかくの機会であれば、ネイルもこだわりたいと思うのは自然なことです。「周りの友達みんながネイルをしているなら…」と考えたりもしますよね。
なお、成人式には新成人を撮影するために会場カメラマンが参加していることがあります。集合写真では手元が映らなくても、カメラマンの写真には手元が写るケースがあるかもしれません。友達同士で写真を撮ることもあるでしょう。
そのようなケースを想定して、ネイルをするか否か判断すると安心ですよ。
成人式におすすめのネイル
成人式には、以下の4種類のネイルの方法があります。
● ジェルネイル
● ネイルポリッシュ
● ネイルチップ
● ネイルシール
ジェルネイル
爪にLEDライトやUVライトで固まる合成樹脂を塗り、形を作るネイルです。見た目としてはぷっくりと盛り上がりツルツルしています。ほかのネイルに比べてしっかりと爪に密着するのが特徴です。そのため、成人式という人混みのなかでも安心ですよ。
以前はジェルネイルを外す際はサロンに行かなければいけませんでしたが、最近では家庭でもオン・オフしやすいソフトジェルやピールオフジェルのセットが売られています。また、ジェルネイルならではのぷっくりとしたツヤ感を楽しめる点も魅力ですね。
このような特徴から、ジェルネイルは以下のような人におすすめです。
● 厚みのあるネイルをしたい人
● 頑丈でとれにくいネイルをしたい人
ネイルポリッシュ
ポリッシュと呼ばれる染料を爪に塗ってデザインするネイルです。ポリッシュは、ドラッグストアやスーパー、専門店やデパートで手に入ります。ポリッシュによっては数百円で購入できる安価なものもあり、ネイル初心者でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
また、自然乾燥で乾くため、専用の機械を用意したりサロンに行ったりする必要がありません。こうした手軽さから、ポリッシュを使ったセルフネイルを行う人が多いです。
デメリットとしては、完全に乾くまで時間がかかるという点が挙げられます。乾くまでほかのことに手をつけられないため、準備の妨げになるかもしれません。
反対に、自宅でも手軽にできる点や除光液で簡単に落とせる点がメリットです。したがって、以下のような人におすすめします。
● 自分でデザインしたい人
● 自宅にポリッシュがある人
● コストを抑えてネイルをしたい人
● 特別な道具を揃えずにネイルを楽しみたい人
ネイルチップ
ネイルチップを爪の上に貼ってデザインするネイルです。ネイルチップとは、デザインを施した爪の形のチップで、グルーや両面テープなどで貼り付けます。そのため、人にぶつかったり何かに引っかかったりすると外れてしまう恐れがあります。成人式の会場によっては新成人で溢れかえっているところもあるので注意が必要です。
しかし、ネイルチップは壊れたりアセトンを使ったオフをしたりしなければ繰り返し再利用できます。そのため、以下のような人におすすめです。
● 寝るときにはネイルを外したい人
● 何度も同じデザインを楽しみたい人
なお、キモノハーツでは前撮り撮影時にオリジナルのネイルチップをプレゼントしています。前撮りの際にお付けしたものを成人式当日にもご使用いただけますよ。
ネイルシール
デザインが施された爪型のシールを爪に貼る方法です。爪に転写できるタイプもあります。再利用が難しかったり、粘着力が弱いものを使うと簡単に剥がれたりする点がデメリットです。
しかし、費用が安いうえに剥がしやすく、爪への負担が少ない点がメリットです。そのため、以下のような人におすすめです。
● 爪への負担を心配している人
● 大至急ネイルを用意しなければいけない人
最近はLEDライトを使用して硬化させるジェルネイルシールも人気です。こちらは貼るだけのネイルシールに比べて爪に負担はかかりますが、剥がれにくく頑丈なので安心です。数週間持つものもありますよ。
サロンとセルフどっちがいい?
ネイルをする方法には、サロンとセルフの2種類があります。この章では、それぞれのメリットとデメリット、向いている人を表にまとめました。どちらを選ぶかどうかの判断材料として参考にしてください。
【サロン】
メリット
●本格的な道具が揃っている
●プロがデザイン、成形してくれる
デメリット
●時間がかかる
●費用が高くなる
●時間が決まっているためやり直しがきかない
おすすめな人
●費用を気にしない人
●ネイルを長持ちさせたい人
●クオリティの高いジェルネイルやネイルポリッシュをしてもらいたい人
【セルフ】
メリット
●さまざまな種類のネイルに挑戦できる
●費用が安い
●好きなときにネイルできる
●急にネイルをしなければいけなくなっても対応できる
●ネイルチップやネイルシールを使うと時間がかからない
デメリット
●細かいデザインのネイルは難しい
●きれいに仕上がらない可能性がある
おすすめの人
●ネイルサロンに行く時間が取れない人
●急にネイルが必要になった人
●自分好みのデザインにしたい人
●リーズナブルにネイルを楽しみたい人
振袖を着るときのネイルマナー
振袖を着るときのネイルマナーは以下のとおりです。
● 爪を伸ばしすぎないようにする
● 装飾は振袖に引っかからないものにする
● 振袖とネイルカラーのバランスはそこまで気にする必要はない
1点目は、爪を伸ばしすぎないようにすることです。ネイルをする場合、きれいに見せるためにある程度爪を伸ばすことがあるでしょう。しかし爪を伸ばしすぎると、振袖やスーツに引っかかってしまいます。怪我のリスクもあるため、爪は適度な長さで切るようにしてください。
2点目は、装飾は振袖に引っかからないものにするということです。ネイルにはストーンやパール、グリッターなどの装飾を施すことがあり、これらはとても可愛らしく手元を飾ってくれます。ですが、ストーンや尖っている立体感のある装飾は振袖や髪に引っかかりやすい面もあります。装飾パーツが外れてしまうおそれがあるほか、ケガをしてしまうこともあるため、装飾されたネイルで過ごす際には十分に注意してくださいね。
3点目は、振袖とネイルカラーのバランスはそこまで気にする必要はない、ということです。ネイルカラーは振袖の色に調和したものがよいという情報をよく見かけますが、メインカラーがあるとはいえ、多くの振袖にはさまざまな色が使われています。
そのため、基本的にはどの色を選んでも問題なく、お好みのネイルを自由に楽しむのが一番です。もし振袖の色に調和させたい場合は、同系統の色にするか、明るさを合わせると馴染みますよ。
振袖に合ったネイルの選び方
振袖に合ったネイルを選ぶ際は、以下の2点を意識しましょう。
● 振袖の色
● 振袖の柄やデザイン
振袖の色
先述のとおり、基本的にはご自身が好きなネイルの色を選ぶのが一番です。しかし、振袖の色との調和を考えてネイルカラーを選びたい方はこちらで紹介する色提案を参考にしてチョイスしてみてくださいね。
振袖にはベースとなるカラーが存在します。ベースカラーとネイルカラーを合わせることで、自然と調和するでしょう。同系色はもちろん合いますが、様々な色が使われる振袖ではベースカラーの補色を選ぶと相互に引き立て合って映えますよ。以下は、振袖に合うネイルカラーの一覧表です。
振袖のベースカラー : 振袖に合うネイルカラー
暖色(赤、オレンジなど): クリーム色、黄色、赤色
寒色(青、緑 など) : 白色、水色、緑色、赤色、オレンジ色
暗い色(黒、紫、茶) : 黒色、白色、赤色
振袖の柄やデザイン
ネイルのデザインを決める際は、振袖の柄やデザインを意識すると一体感が生まれますよ。振袖には花柄や吉祥文様など、さまざまな種類のデザインがあります。
例えば、振袖が桜柄だったらネイルのデザインも桜柄を選び、市松文様だったらネイルも市松文様を選ぶことで、振袖との親和性が高いデザインになります。振袖のベースカラーを参考にネイルカラーを決めるのが難しいのであれば、振袖の柄と同じにすることで選びやすくなりますよ。
振袖というと華やかな柄物を思い浮かべる方も多いですが、最近では、無地の振袖も人気を集めています。こちらの記事では、無地の振袖の魅力や選ぶときのポイントを紹介しています。ぜひあわせてご覧くださいね。
まとめ
成人式へ参加する際、必ずしもネイルをしなくても問題はありませんが、せっかくであれば手元までおしゃれに決めたいと考えるのは自然なことです。また、仲良しのお友達に合わせてネイルをしたいと考える方もいるはずです。
ネイルにはサロンとセルフの2種類の方法があり、自分の希望や状況に合った方を選んでくださいね。ネイルカラーやデザインは振袖のベースカラーやデザインに合わせると調和するものが選べますが、何よりも大切なのはご自身の気持ちが楽しいものになるかどうかです。
ネイルをすることが決まれば、そのネイルを写真に残しておきたいと思うこともありますね。キモノハーツでは、お写真だけのプランをご用意しています。ヘアメイクや着付けは無料で行っておりますので、写真撮影をご検討の方は公式HPよりぜひお問い合わせください。