京都の一日
昨日は一日京都でお仕事。。。
とても貴重なところを見学してきましたよ。
着物を作るうえで欠かせない工程が生地を蒸す作業。
生地についた染料を定着させたり、生地の巾を出したり、揃えたり必要不可欠なお仕事なんです。
反物を、らせん状にグルグル巻いて、蒸し器の中に入れます。
蒸すことで、色を定着させるのです。
色の濃い反物程、この工程が何度も必要で4~5回行われます。
蒸し器に入れるまでは、水が厳禁なので(まだ色が定着してないので、汗が一粒でも落ちたらにじんでしまうのです)
窓は閉め切り、作業を行います。蒸す機械が近くにあるので、作業場はとっても暑いんですよ。
蒸した後は、余分な染料やのりを洗い流します。
地下水をくみ上げ、きれいな水でじゃぶじゃぶ洗います。濡れたらだめな反物が水に浸かってるのを見ると不思議な感じ。
職人さんたちは、夏も冬もこの冷たい水の中で、一日中この作業をします。重労働です。
一番下は、機械で洗いから乾燥まで行っています。
機械が劣ると言う訳ではないそうです。機械のほうが風合いが出る場合もあるので、生地によって分けるそうです。
そして、圧巻だったのは、この自然乾燥の風景。反物がゆらゆら揺れる様は本当に美しかったです。
沖縄の店長と、福岡の店長と、こうして見ると反物って長いね~って感動したのでした。
着物離れによって、蒸し屋さんが年々減り、現在京都には5件のみになってしまたそうです。
この職人さんたちが居なくなったら、着物が着れなくなってしまうのです。
キモノハーツも、この日本の文化を守るために、様々なことで協力していきます。
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あっ!店長!(笑)
めっちゃ勉強になりました♪