振袖の選び方は？なりたいイメージやパーソナルカラー別おすすめの色を紹介

成人式は一生に一度の大切な節目。だからこそ自分らしさが感じられる振袖を着たい！と考えている方が多いはず。

そこで、この記事ではなりたいイメージ別におすすめの色を紹介します。好きな色を似合わせるポイントも紹介しますので、自分らしい着こなしを考える際の参考にしてみてくださいね。

振袖の色の選び方

振袖の色は自分らしさを最大限に演出できるもの、何より「好き」だと感じるものを選ぶことが大切です。好きな色の振袖は気持ちを晴れやかにし、特別な日の自分をとびきり輝かせてくれるはず。

好きな色の他にも肌や顔がより美しく見える色を知りたいときは、プロのパーソナルカラー診断を受けてみるのも良いですね。

また、色にはそれぞれにイメージがあるため、人に与える印象で選ぶのも良い方法です。同じ青系の色でも青みの強さや色合いの淡さで印象が異なるので、色のトーンにも注目するとより自分らしい振袖選びができますよ。

好きな色を似合わせるポイント

「一生に一度の振袖だから、好きな色を着たい！」と思う方は多いもの。ここで紹介するポイントを押さえれば、好きな色で自分に合った着こなしができます。

また、自分でコーディネートをするのが難しいと感じる場合は是非キモノハーツにご相談ください。キモノハーツには「好きを似合うに」するプロのスタイリストが揃っているので、安心してコーディネートをお任せくださいね。

黄色・ピンクなど明るく華やかな色の場合

黄色やピンクなど明るく華やかな色の振袖を着こなしたい場合は、伊達衿や帯締め・帯揚げなどに濃い目の色を選んでバランスを取りましょう。濃い目の色を差し色にすることで、全体が引き締まって見えます。

特に伊達衿や半襟は顔に近い場所にあるため、この部分を似合う色にすると、明るく華やかな色が苦手な方も素敵な着こなしが楽しめます。

淡い水色やピンクなどやさしい色の場合

淡い水色やピンクなどやさしい色の振袖を着こなしたい場合は、少しトーンを抑えたくすみカラーにすると大人っぽく上品な印象になります。ベースの振袖の色を少しくすませることで、濃い目の色とも合わせやすくなりますよ。

同じ色でも、明るさや青み・黄みの強さによって見え方は大きく左右されます。自分の顔色と浮いてしまうと感じたときは少しトーンを抑えてみたり、青み・黄みの強さにも注目したりしてみてくださいね。

濃い赤や緑など深みのある色の場合

濃い赤や緑など深みのある色の振袖を着こなすときは、帯や髪飾りを軽やかな色にしたり、ショールを淡い色のものにしたりと濃淡のメリハリを付けることもおすすめです。

濃い赤や緑の振袖ははっきりとした色味で存在感があるため、全体をはっきりとした色だけでまとめるのではなく、顔に近い部分の小物を柔らかい色合いでまとめると、全体のバランスが取りやすくなります。

白や黒などはっきりとした色の場合

白や黒といったはっきりした色の振袖は、大人っぽい印象で人気があります。モノトーンの着物を着る時は、自分に似合う色の小物でバランスを取りましょう。または振袖の柄に自分が得意とする色が多く入っているものを選ぶと、コーディネートがしやすくなります。

人に与える印象で選ぶ振袖の色

つづいて、振袖の色ごとに人に与える印象を解説します。自分に似合う振袖の色選びに迷った際はこちらも参考にしてみてください。

赤：アクティブな印象

昔から人気がある赤色の振袖は、アクティブな印象を与えます。赤は古来より魔除けや厄除けに用いられてきました。晴れやかな成人の門出を祝うのにぴったりの色です。

ピンク：かわいらしい印象

かわいらしい印象の振袖を着たいなら、ピンクの振袖がおすすめです。やわらかい印象の色なので、キュートな女性らしさが引き立ちます。濃い目のピンクなら甘さの中に活発な印象も感じられるでしょう。

緑：穏やかな印象

緑は安心感や協調性などを表す色として知られています。観葉植物に代表されるように癒しの色でもあるので、緑色の振袖は穏やかな印象を与えたい方にぴったりです。明るい緑なら、新成人らしいフレッシュさも感じられます。

黄緑：明るい印象

明るく元気な印象を与えたいなら、黄緑色の振袖がぴったりです。若葉や新芽を思わせる黄緑色には、明るく希望に満ちた印象があります。黄色やピンクと同じように晴れの日を華やかに彩ってくれる色でありつつ、大人としての落ち着きも感じられるため人気の色です。

翡翠：高貴な印象

宝石のヒスイを思わせるブルーグリーンの振袖は、エレガントかつ高貴な印象を与えます。緑色に比べて青みが強いので、顔色に透明感も与えられます。青系の色が持つ落ち着きや爽やかさも感じられるのが魅力です。

青：クールな印象

クールな印象を与えたい方には、青い振袖がぴったりです。青は知的で冷静な印象を与えることから、自分を大人っぽく見せたい方やハンサムな女性に憧れる方に特におすすめです。

水色：清純な印象

水色の振袖は、ピュアな印象を与えたい方におすすめです。青の持つ爽やかさに加え、白の持つ初々しさや清楚な印象も感じられます。水や空など様々なものを連想させるカラーなので、型にとらわれない自由で軽やかな女性を演出したい方にもぴったりです。

紺：落ち着いた印象

重厚感がある落ち着いた色の振袖を探しているなら紺色の振袖が良いでしょう。紺色は信頼感や礼儀正しさ、誠実さなどを感じさせる色です。芯のある凛とした女性になりたい方におすすめします。

紫：神秘的な印象

紫色はミステリアスな印象を与える色です。昔から高貴かつ神秘的な色として尊ばれてきた色であり、女性本来の美しさを引き立ててくれる色ともいわれています。大胆な柄の振袖も多いので、自分らしい着こなしを楽しみたい方にもぴったりです。

薄紫：優雅な印象

藤の花を思わせる薄紫の振袖は、優雅でやさしい印象を与えてくれます。安心感や癒しも与えてくれるので、包容力のある大人の女性を演出したい方にぴったりです。

白：清楚で初々しい印象

無垢な白い振袖は清楚で初々しい印象です。白は「はじまり」や「出発」を連想させる色でもあるので、大人としての門出を祝う成人式にふさわしい色です。シンプルな色なので小物を使った着こなしのアレンジ幅が広いのも魅力です。

黄色：明るく楽しい印象

明るく楽しい印象の振袖が着たいなら黄色の振袖を選びましょう。その場が一気に明るくなるような黄色の振袖は人目を引くこと間違いありません。黄色はコミュニケーションカラーとも呼ばれているので、成人式でたくさんの方と話したい・旧交を温めたい方にぴったりです。

オレンジ：元気で活発な印象

オレンジは元気で活発な印象もありながら、やさしさも感じさせてくれるためとても人気がある色です。緊張を和らげてくれるともいわれているので、リラックスした状態で前撮り・式に臨みたい方におすすめです。

クリーム色：やさしく親しみやすい印象

クリーム色はやさしく親しみやすい印象が魅力です。白の持つ初々しさや素直さに、やさしさや落ち着きが加わり、大人の女性のエレガントな魅力が引き立ちます。高級感も感じられるのでワンランク上の着こなしを楽しみたい方にぴったりです。

黒：威厳を感じさせる堂々とした印象

他のどの色にも染まらない黒の振袖は堂々とした印象を与えます。自立や芯の強さ、個性も感じさせるので、凛とした強さが魅力の女性になりたい方におすすめです。鮮やかなカラーの小物とも相性が良く、差し色によって個性を演出することも得意な色です

自分に似合う振袖を選ぶためのポイント

自分に似合う振袖を選ぶためのポイントを解説します。迷ったときは次の3つのことを思い出してみてくださいね。

できるだけ試着して選ぶ

振袖を選ぶときはできるだけ試着して選ぶのがおすすめです。パソコンやスマートフォンで見て「素敵だな」と思っても実際はもっと色味が明るかったり、柄が想定外に大きかったりすることがあります。

モニターと実物では色や柄の印象に差があることがあるので、可能な限り店舗に行って、試着して選ぶと似合う振袖が見つけやすいです。

迷ったときは他の人に相談してみる

迷ったときは他の方にも相談してみましょう。自分では暖色系の振袖しか似合わないと思っていても、実際は青や緑といった寒色系の振袖の方が似合うというケースもあります。

迷ったときはお店のスタイリストさんに訊いてみるのも良いでしょう。キモノハーツにはプロのスタイリストが多数在籍しているので、安心して相談できますよ。

柄の大きさや出方にも注目して選ぶ

その振袖が似合うかどうかは、色だけでなく柄にも左右されます。振袖選びに迷ったら、柄にも注目してみましょう。

身長が高い方はインパクトのあるデザインのもの、身長が低めの方は柄が細かく裾に向かって広がっているものなど、体型によって似合う柄が変わってきます。同じ色の振袖で迷ったら、柄の違う振袖も試着してみてください。思わぬ発見があるかもしれませんよ。

色以外の選び方

色以外で振袖を選ぶなら、振袖のテイストで選ぶ方法もあります。キモノハーツでは洋服のようにテイストで選べる振袖コーデレーベルをご用意しているので、是非チェックしてみてくださいね。

ノスタルジック｜Nostalgic

写実的な花が描かれたくすみカラーの振袖を多くラインナップするレーベルです。西洋のアンティークを思わせるデザインで、小物使いも新鮮な和洋折衷のコーディネートが特徴です。洋風の振袖を探している方におすすめです。

舞姫古典｜Maihime koten

昔ながらの古典柄に女性らしいかわいらしさをプラスしたレーベルです。パステルカラーの振袖を中心に、舞妓さんを思わせる愛らしいデザインが揃っています

伝統古典｜Japan Trad

古くから愛されてきた伝統的な古典柄の着物を中心に取り揃えたレーベルです。伝統に裏打ちされた格式高い振袖を探している方におすすめします。

ネオジャパネスク｜Neo Japanesque

とびきりアーティスティックで、エッジのきいたデザインの振袖を揃えたレーベルです。ジャパネスク（外国人から見た日本）をキーワードに、海を越えた日本の魅力あふれる大胆なデザインを揃えています。

ゴシック｜Gothic

レースやフリル、ビジューといった中世ヨーロッパのテイストも取り入れた振袖コーディネートが揃うレーベルです。ダークでミステリアスな振袖はブーツなどのコーディネートもおすすめ。個性的な着こなしを楽しみたい方におすすめします。

レトロモダン｜Retro Modern

懐かしいのに新しい、昭和初期のレトロモダンテイストの振袖を揃えたレーベルです。カラフルな色合いとグラフィカルなデザインを組み合わせた振袖は、ユニークな1着を探している方にぴったりです。

モードスタイル｜Mode Style

アンニュイでどこかエキゾチックなデザインの振袖は、これまでの振袖の先入観を覆すまったく新しいテイスト。洗練されたクールなデザインの振袖が欲しい方におすすめのレーベルです。

グラマラス｜Glamorous

大人っぽくラグジュアリーな印象の振袖が揃うレーベルです。パイソンなどユニークな柄もあり、辛口のギャルコーディネートが好きな方におすすめです。

粋古典｜Iki koten

シックな和柄を大胆にあしらった、粋な着こなしが楽しめる振袖レーベルです。黒や赤、白、紺といったはっきりした色味の振袖が揃っています。

ロマンティックガーリー｜Romantic Girly

リボンやレース、フリルをふんだんに使ったガーリーな振袖コーディネートを取り揃えたレーベルです。ピンクやクリーム色などの淡い色の振袖が多くラインナップされています。

艷魁｜Aderan

花魁を思わせる艶やかで粋なスタイリングの振袖が揃うレーベルです。伝統を感じさせながらもどこか洒脱で独創的な着こなしは、ロックなどのハードなテイストが好きな方におすすめです。

ストリートアンドコー｜Street & Co

ジャージやデニムなどの新素材を使った振袖や、グラフィカルなデザインのものが多くラインナップされたレーベルです。これまでにない新しい振袖で成人式を迎えたい方におすすめします。

こちらの記事では、成人式の振袖に合わせたい髪飾りについて解説しています。おすすめの購入場所や人気のデザインについてもふれているので、是非参考にしてください。

まとめ

振袖を選ぶ際、自分に似合う色がわからないという方は少なくありません。和服をトータルコーディネートする機会の少なさがさらに色選びを難しくさせています。

そのようなときは、色の持つ印象や自分のパーソナルカラーを参考に振袖の色を選んでみましょう。また、選び方は色だけではなく、洋服のように好きなテイストでもお選びいただけます。

どうしても迷ってしまう・決めきれないときは、キモノハーツにご相談ください。キモノハーツには「好きを似合うに」できるプロのスタイリストが多数在籍しております。

成人の日という人生の特別な節目を最高のものにできるよう、親身になってお手伝いさせていただきますので、是非お気軽に来店予約・お問い合わせください。