Kimono Hearts Portal Column ママの振袖をおしゃれに着こなす！お下がり振袖を現代風にアレンジする方法
ママの振袖をおしゃれに着こなす！お下がり振袖を現代風にアレンジする方法
「いつかあなたに着せたいと思って……」と大切に保管されていたママの振袖。
そんな振袖があったらそれはとってもラッキーなこと！せっかくの機会だから、素敵にアレンジして受け継いでみませんか？
振袖は流行に左右されにくく、工夫次第で今風に着こなせるのが魅力。
成人式や結婚式などの特別な日に、家族の思い出が詰まった振袖を着るのは、とても意味のあることです。
今回は、ママの振袖を現代風にアレンジするコツやリメイク方法をご紹介します！
ママの振袖を着るメリットとは？
ママが成人式や晴れの日に着た振袖は、ただの一枚の着物ではなく、家族の思い出が詰まった特別な一着。
お嬢様が受け継ぐことで、2つの世代のお祝いが重なり、家族の歴史や絆を感じることができます。
流行の柄じゃない？ そんなことは問題になりません。
振袖はコーディネートによって、さまざまな着こなしができる懐の深い民族衣装。
小物や帯の組み合わせを工夫することで、イマドキのおしゃれな着こなしができますよ。
また、サイズがママと大きく違う場合は仕立て直すことも可能。着物はもともと直線断ちなので仕立て直しやリメイクがしやすい構造なのです。
キモノハーツでは、ママの着物をとびっきり素敵に着るために、さまざまな技術やサービスをご用意しています。
・ 思い出が詰まった特別な一着を着ることができる
・ 成人式で誰かと被る心配がない
・ 新しく購入するよりも費用を抑えられる
「でも、ママが着たのは何十年も前…。本当に古臭くならないかな？」と不安な方も大丈夫！
次に、ママの振袖を現代風にアレンジする方法をご紹介します。
ママの振袖を今風に着こなす3つのポイント
小物のアレンジで一気に今っぽく！
振袖は、帯や帯揚げ、帯締め、重ね衿などの小物の合わせ方次第で印象がガラリと変わるのが魅力です。
【帯まわりでトレンド感を出す】
・柄が古めかしいと感じたら、現代風の大胆な柄の帯や小物を合わせて、ネオクラシック風のコーディネートに！ 柄の古さが効果的に映えます
・帯や小物の色合わせをチェンジ。例えば、帯を振袖の反対色を選ぶか、同系色を選ぶかでガラリと印象が変わります
・帯を変えず、帯締めや帯揚げを変えるだけでも、現代風な印象に
【小物でトレンド感を出す】
・重ね衿や半衿を 刺繍入り、レースやビジュー、リボン付きなどにする
・帯締めにパールやリボンなどの飾りがついたものにする
・バッグや草履を変える
このように、帯や小物を変えるだけでも、一気にトレンド感が出ますよ。
ヘアメイクで今っぽく仕上げる
振袖の雰囲気は、ヘアメイクのスタイルでも大きく変わります！
・ゆるふわな編み込みヘア×金箔や水引ヘアアクセ
・タイトなシニヨンやストレートヘア×パールピン
・ヘアカラーを変更
メイクはナチュラルなツヤ肌＆ふんわりチークを意識すると、今っぽさがUPします。
リメイクで自分好みに変えちゃおう！
ママの振袖を着たいと思っていたのに仕舞っておいた着物を出してみたら、
「着丈や袖丈のサイズが合わない…」「シミや変色がある…」。
そんな時は諦めずに、キモノハーツにご相談ください。
着物をリメイクする技術は、皆さんが想像する以上にさまざまなものがあります。
汚れや変色、シミが気になる場合
・変色がひどい場合は 染め替えで新しい色味に変更！
丸洗いやしみ抜きで、着物はかなり綺麗にすることができます。
それでも綺麗にならないときは、「染め替え」をすることが可能です。
元の振袖が淡い色なら、色を重ねて新しい色に変えられますし、「色抜き」をすれば濃色から薄めの色へ染め変えることも可能です。
着丈や袖丈が合わない場合
仕立て直しでサイズ調整が可能。おはしょり部分に生地を足して調整することもできます♪
金彩のハガレや銀箔のサビがある場合
金彩や銀彩は、上から描き足しで補修ができます。また、柄を描きたすことも可能です。
「着られないかも…」と諦める前に、一度リメイクを検討してみてくださいね。
ママの振袖を受け継いで、特別な一日に
ママの振袖を着ることは、家族の思い出を未来へつなぐ素敵な選択。
トレンド感のある小物を合わせたり、ヘアメイクを工夫したり、リメイクを活用すれば、今っぽくおしゃれに着こなすことができますよ。
まずはお気軽にご相談ください。
私たちキモノハーツが、伝統的なルール＆最新のトレンドをしっかり踏まえた上で、あなたに似合うコーディネートをご提案します！
成人式や結婚式、特別な日は、ママの振袖を素敵にアレンジして最高の思い出にしませんか？
